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 公開日: 2014-07-03  最終更新日: 2014-07-04

雨漏り7~600年使われた家

写真は、以前私が神戸に行った時に撮った「箱木家」の写真です。

          

箱木家は、鎌倉時代末期か室町時代初期に建てられた民家で、1980年代に移築するまで実際に使われていた家です。屋根は茅葺、平屋建てなので、地震には強いと考えられ、600年も使われた理由は雨漏りしなかったと思われます。


日本の家の屋根は、竪穴式住居の時代から三角形が基本で、箱木家のような三角形の屋根がほとんどでした。昭和30年代までの家は木を構造材にして土壁の家、板の戸、紙障子です。雨に弱いため、屋根を大きな三角形にし、軒を深くして雨が家に当らないようにしていました。雨だけでなく、周囲に降った雨が家の方に来ないように周囲の敷地より一段高くし、降る雨や降った雨がとにかく当たることを避けていました。

箱木家が600年間の長期間使われた理由は、こうした工夫で木材をはじめとした家の材料が傷まないようにしていたためと思われます。もちろん箱木家では定期的にメンテナンスされ、茅葺の屋根から雨が漏ることはほとんどなかったと思われます。
          

私が雨漏りを見に行くと、屋根から漏っている場合はほとんど屋根材の破損かメンテナンス不足です。雨漏りの多くは屋根ではなく、壁から漏ることが多いのです。


次回は、「雨漏り8~2階建てが建ち雨漏りは壁からになった」です。

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