コラム

 公開日: 2014-08-15 

危ない吹き抜け5~床の役割は、壁と違う

私が最も知りたかったのは、吹き抜けあり、なしに関わらず床を補強し、強度さえ同じならば、耐力壁が同じように働き、家全体の強さが保てるかということです。
吹き抜け2-5-1
床の役割は、上に乗る荷重を支えることと、災害時の大きな力を分散させる役目があるからです。たとえば、2階建の家ならば2階の床は1階の壁の上部をつなぎ、2階の壁の下部をつないでいます。2階の床よりも上部に加わった力は、2階の壁で受け、2階の床を伝って1階の壁に伝えます。
吹き抜け2-5-2
耐力壁は床とは違い、横の力を受け止めることが主です。ですから、床と壁では役割が異なるのです。
また、壁が何か所も分けて配置されるのに対し、普通、床は水平で各階一枚です。そう考えると、床の強度試験をしただけでは吹き抜けがあることで力を分散できるかわからないと思うのです。

この記事を書いたプロ

まちの大工さん 鈴木工務店 [ホームページ]

一級建築士 鈴木敏広

愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL:0532-32-4265

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
うちのつくり方
イメージ

まちの大工さんでは昔ながらの住まいづくりをしています。昔ながらと言ってもつい最近まで、どこでもしていた家の造り方で、大工が構造材一本一本から加工し現場で組み...

 
このプロの紹介記事
まちの大工さん 鈴木工務店 代表 鈴木敏広さん

長く愛される家づくりを目指して快適な住環境を提案(1/3)

 1955年に豊橋市で創業して以来、半世紀にわたり、家づくりやリフォーム、修繕を行ってきた「まちの大工さん 鈴木工務店」。一級建築士としても活躍する代表の鈴木敏広さんは、住のスペシャリストとして木造住宅の新築、リフォーム、修繕工事、耐震診断...

鈴木敏広プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

設計から修繕まで木造住宅のことならなんでもおまかせ

会社名 : まちの大工さん 鈴木工務店
住所 : 愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL : 0532-32-4265

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0532-32-4265

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

鈴木敏広(すずきとしひろ)

まちの大工さん 鈴木工務店

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
熊本地震で分かったこと⑭~通し柱不要論
イメージ

通し柱は、梁が取りつく接合部を掘って固定するため、その接合部分の柱は断面が少なくなり弱くなるため、通し柱を...

[ 地震 ]

熊本地震で分かったこと⑫~私の経験、直下率の低い家
イメージ

以前に私が見積ったある建築士の図面を見たときに、この人は何を考えているのだろう思いました。その建築士の...

[ 地震 ]

熊本地震で分かったこと⑪~N値計算の問題
イメージ

N値計算とは柱に取り付ける金物の計算方法です。2000年に改正されるまでは、山形、T型、L型の金物しかなく、とにか...

[ 地震 ]

熊本地震で分かったこと⑩~築10年以内で倒壊した原因は直下率が低い
イメージ

10月9日のNHKの番組では、築10年以内の家(当然2000年基準の家)で倒壊した家の図面を元に京大の先生が計算してい...

[ 地震 ]

熊本地震で分かったこと⑨~直下率
イメージ

2016年10月9日放送のNHKスペシャル「あなたの家は持ちこたえられますか」で直下率のことが取り上げられました。...

[ 地震 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ