コラム

 公開日: 2014-09-16 

「新耐震住宅でも倒壊の恐れ8割」の記事より~なぜ倒れない家を調査しないのか?①

9月3日の神戸新聞に「新耐震住宅でも倒壊恐れ8割 2000年5月以前の木造」という記事がありました。1981年以降の家でも現行の基準を満たさない家が多いという内容で、こういう記事を見るたびに1995年の阪神・淡路大震災で倒壊しなかった家をなぜ記事にしないのか?と思うのです。

現行の建築基準法は耐力壁の量は変わりがありませんが、2000年に壁の配置と柱、梁などの接合部について建築基準法が改正されました。ですから、2000年までに建てた家を今の建築基準法で計算すればOKとなるのは、ほとんどないはずです。なぜなら改正するということは問題があるからです。

1981年から2000年に建てられた18870万戸のうち耐震評点が1.0未満(倒壊するかもしれない家)は80%と記事に書かれています。これは当然の結果だと思いますが、私は「倒壊する」ということばかりが記事になることが気になります。というのは、阪神の地震で「倒れない家」があったからです。

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