コラム

 公開日: 2015-12-22 

新国立競技場の記事から~A案かB案か本日決定?

先日、新しい国立競技場の設計が公開されました。ご存知のようにお金が掛かり過ぎるということで阿倍首相が以前の案を白紙に戻したため今回の新しい設計案が公開されました。

前の案ではお金が掛かるのはキールアーチと呼ばれる梁(アーチの長さが370m)を2本掛けるためと言われていました。私はこの案を見た時に現場で作ることよりも、そもそもこの梁の鉄骨を現場にどうやって運ぶのかと思いました。
現場で作ることはできないと考えられるので、どこかの工場で作った梁をいくつにも分けて(一本ではできない)搬入し、を現場で組み立てると考えると、工場より設備条件の悪い現場で精度よく組み立てるのは大変だろうと思いました。
完成してもメンテナンス費用もたくさんかかりそうな形なので、設計を白紙に戻したことは私も賛成でした。

国立競技場1

そして、今月の14日に新しい案が2つ公開されました。どちらの案も、周りの環境には以前の案よりもあっていると思います。
新聞の記事だけの判断ですが、私はB案を勧めます。その理由は、お皿のような白い屋根が壁より出ているからです。日本のように雨のたくさん降る国では、屋根が出ている方が外壁の傷みが少なくなりメンテナンス費用が抑えられるのではと思うからです。A案は鍋をひっくり返したような形で、五重塔のように庇が出ているようですが、B案のように大きな屋根ではありません。B案の方がA案に比べ雨は外壁に掛かりそうです。木材を使うのならなおさら、雨が掛からない方がいいと思います。

国立競技場2

この記事を書いたプロ

まちの大工さん 鈴木工務店 [ホームページ]

一級建築士 鈴木敏広

愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL:0532-32-4265

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

2

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
うちのつくり方
イメージ

まちの大工さんでは昔ながらの住まいづくりをしています。昔ながらと言ってもつい最近まで、どこでもしていた家の造り方で、大工が構造材一本一本から加工し現場で組み...

 
このプロの紹介記事
まちの大工さん 鈴木工務店 代表 鈴木敏広さん

長く愛される家づくりを目指して快適な住環境を提案(1/3)

 1955年に豊橋市で創業して以来、半世紀にわたり、家づくりやリフォーム、修繕を行ってきた「まちの大工さん 鈴木工務店」。一級建築士としても活躍する代表の鈴木敏広さんは、住のスペシャリストとして木造住宅の新築、リフォーム、修繕工事、耐震診断...

鈴木敏広プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

設計から修繕まで木造住宅のことならなんでもおまかせ

会社名 : まちの大工さん 鈴木工務店
住所 : 愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL : 0532-32-4265

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0532-32-4265

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

鈴木敏広(すずきとしひろ)

まちの大工さん 鈴木工務店

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
熊本地震で分かったこと④~角度によって耐力が違う
イメージ

 耐力壁の耐力は壁の強さと壁の長さで決まり、耐力壁の大きさの基本は水平方向の長さを1とすると垂直の長さは3の...

[ 地震 ]

熊本地震で分かったこと③~筋交いの方向性
イメージ

筋交いと面材ではもう一つ大きな違いがあります。力のかかる方向で強度が違う、方向性があるのです。下の図を見て...

[ 地震 ]

熊本地震で分かったこと②~面材の被害は少なかった
イメージ

筋交いに比べ、面材の被害は少なかったようです。面材とは、合板のような一枚の板を柱と梁、土台などに止めて耐...

[ 地震 ]

熊本地震で分かったこと①~筋交いが切れた
イメージ

 コラム「熊本地震で起きたこと、分かったこと」は主に新聞、TVなどの報道から作ったコラムでした。このコラムは...

[ 地震 ]

熊本地震で起きたこと、分かったこと⑪~法律改正はなし
イメージ

10月に「国土交通省は2000年基準の改正はなし」と発表しました。2000年基準の家の被害が少なかったこ...

[ 地震 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ