コラム

 公開日: 2016-06-21 

金物工法の疑問④~倒壊した本当の理由は?

接合部を金物で作る工法が出る前までは、大工が長い間考えた方法で木と木を組み合わせ補強として金物を使っていたのです。あくまで接合部は木と木の組み合わせ、金物は補助でした。

木と木の組み合わせならば、大きな力が掛かった時にお互いが勝つ、負けるとはならずに頼り、頼られて耐えようとします。接合部の加工は木と木をかみ合わせているため簡単には壊れません。

阪神の地震で倒壊した原因は接合部が壊れたことが原因というよりも、その前に老朽化、シロアリ、腐朽菌などによる傷みや鉄筋の入っていない基礎、古い基準で作られ壁の量が少ない、バランスが悪いなどそもそも強度不足などで、ゆすられて接合部が壊れて倒壊したのです。

もしも、接合部に問題があって倒壊したのなら、在来工法の家はほとんど壊れていたでしょう。しかし、古い家でも倒壊しなかった家はあります。もちろん接合部に問題がないとは言いませんが、接合部が壊れる前に他の原因があったのです。

金物工法④

次回は「金物工法の疑問⑤~金物工法は重くなる」です。

---------1955年以来の信頼と実績--------------
      まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------

この記事を書いたプロ

まちの大工さん 鈴木工務店 [ホームページ]

一級建築士 鈴木敏広

愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL:0532-32-4265

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

2

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
うちのつくり方
イメージ

まちの大工さんでは昔ながらの住まいづくりをしています。昔ながらと言ってもつい最近まで、どこでもしていた家の造り方で、大工が構造材一本一本から加工し現場で組み...

 
このプロの紹介記事
まちの大工さん 鈴木工務店 代表 鈴木敏広さん

長く愛される家づくりを目指して快適な住環境を提案(1/3)

 1955年に豊橋市で創業して以来、半世紀にわたり、家づくりやリフォーム、修繕を行ってきた「まちの大工さん 鈴木工務店」。一級建築士としても活躍する代表の鈴木敏広さんは、住のスペシャリストとして木造住宅の新築、リフォーム、修繕工事、耐震診断...

鈴木敏広プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

設計から修繕まで木造住宅のことならなんでもおまかせ

会社名 : まちの大工さん 鈴木工務店
住所 : 愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL : 0532-32-4265

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0532-32-4265

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

鈴木敏広(すずきとしひろ)

まちの大工さん 鈴木工務店

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
続 聴竹居を訪ねて⑤~照明のデザイン
イメージ

今回から⑦まで聴竹居のデザインについて書きます。聴竹居では、畳に座る和と椅子に座る洋の生活が混在していま...

[ 四方山話 ]

続 聴竹居を訪ねて④~三つの空気の流れその3
イメージ

聴竹居には、②と③までに書いた室内の空気の流れとは別に室内には入らない空気の流れがあります。それは12カ所の床...

[ 四方山話 ]

続 聴竹居を訪ねて③~三つの空気の流れその2
イメージ

聴竹居にはもう一つの空気の流れがあります。コラム「聴竹居を訪ねて②」に書いた西の崖下から土管を通って居間へ入...

[ 四方山話 ]

続 聴竹居を訪ねて②~三つの空気の流れその1
イメージ

藤井厚二は気温、湿度などを調べて、日本では夏に快適に過ごすことが住宅に重要だと考え、そのために風をコントロ...

[ 四方山話 ]

続 聴竹居を訪ねて①~今度はゆっくりと
イメージ

前回は人が多すぎてゆっくり見ることができませんでした。帰りがけに「今度は予約してきてください。」と言われた...

[ 四方山話 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ