コラム

 公開日: 2016-05-27 

熊本地震の記事から②~耐震新基準 全壊50棟超

5月10日の朝日新聞の記事に、日本建築学会九州支部が調査した益城町2641棟のうち、壊れた家の中に耐震新基準の家が51棟あったという記事がありました。
耐震新基準とは95年阪神地震の後、2000年に接合部の金物の取付、壁の配置に関する規定が加えられた基準ですが、その基準を満たしていると思われる家が51棟壊れたという記事です。

この記事では、使われている工法や金物などから2000年以降に新築と判断したと書かれています。ですから、51棟すべてが間違いなく新基準で建てられたのかわかりません。また、盛り土が崩れて壊れた家も入っています。盛り土が壊れて倒壊した場合は、建物の強度不足が原因となりません。その他に施工不良も考えられますので、新基準で建てても倒壊する可能性があるとはいいきれませんが、それでも2000年の改正後の建物がこれほど壊れたのは見たことがないと書かれています。

私のコラムに
「新耐震住宅でも倒壊の恐れ8割」の記事より~なぜ倒れない家を調査しないのか?(コラム;新耐震住宅でも倒壊の恐れ8割 参照)。というコラムがありますが、今回も倒れなかった家の調査はしないのでしょうか。おそらく、1981年以前の基準でも倒れない家があったと思います。盛り土が壊れた、地割れの上にあったなどの地盤の理由以外で壊れた家と壊れなかった家の調査をすべきだと思います。

その後の毎日新聞の記事では2000年以降の家で17棟になっています。詳しいことはこれからのようです。

くまモン1


次回は「熊本地震の記事から③~新耐震でも崩れた」です

---------1955年以来の信頼と実績--------------
      まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------

この記事を書いたプロ

まちの大工さん 鈴木工務店 [ホームページ]

一級建築士 鈴木敏広

愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL:0532-32-4265

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

3

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
うちのつくり方
イメージ

まちの大工さんでは昔ながらの住まいづくりをしています。昔ながらと言ってもつい最近まで、どこでもしていた家の造り方で、大工が構造材一本一本から加工し現場で組み...

 
このプロの紹介記事
まちの大工さん 鈴木工務店 代表 鈴木敏広さん

長く愛される家づくりを目指して快適な住環境を提案(1/3)

 1955年に豊橋市で創業して以来、半世紀にわたり、家づくりやリフォーム、修繕を行ってきた「まちの大工さん 鈴木工務店」。一級建築士としても活躍する代表の鈴木敏広さんは、住のスペシャリストとして木造住宅の新築、リフォーム、修繕工事、耐震診断...

鈴木敏広プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

設計から修繕まで木造住宅のことならなんでもおまかせ

会社名 : まちの大工さん 鈴木工務店
住所 : 愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL : 0532-32-4265

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0532-32-4265

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

鈴木敏広(すずきとしひろ)

まちの大工さん 鈴木工務店

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
軒のない屋根の家④~軒のある家は傘、軒のない家は合羽
イメージ

今回はたとえ話です。軒のない家は、雨合羽を着ている家、軒のある屋根は傘を差している家とたとえられます。...

[ 軒のない家 ]

軒のない屋根の家③~軒がない家の雨のかかり方
イメージ

軒がない屋根でも雨が漏らない理由は、コラム「築30年で初めて漏った家⑤」(コラム;築30年で初めて漏った家⑤ 参照...

[ 軒のない家 ]

軒のない屋根の家②~軒のある家の雨のかかり方
イメージ

コラム「築30年で初めて漏った家」に書いたように、30年間雨が一度も漏らなかった家は、軒も庇もある家でした。...

[ 軒のない家 ]

軒のない屋根の家①~軒がないとは
イメージ

このブログは「片流れ屋根の家が増える理由」の続編です。また、雨漏りについての内容が多いため、コラム「雨漏り...

[ 軒のない家 ]

点検商法の記事から②~個人と公共の境
イメージ

このコラムが多くの人に(特に高齢者に)読まれると良いと願いますが、個人の敷地内の下水桝は水道局の管轄外です。...

[ 訪問販売リフォーム ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ