コラム

 公開日: 2013-04-24  最終更新日: 2014-07-04

「WELL珈琲」新築工事日記23~見積りの材料Wウッドの話その2

私 「松は元々シロアリにも弱いですが…。」
と言って一冊の雑誌を広げました。

私 「この写真は、東京の材木屋さんが同じ大きさの木を外に置いて実験した写真です。左から日本の桧と杉、米ツガ、そして右端に崩れているのがホワイトウッドです。」
施主「形がありません…。」

私 「この写真は、一時ネットでホワイトウッドと検索すると1、2番目に出ていました。この材木屋さんは、この写真のために、ホワイトウッドを使用している会社から嫌がらせのメールが来たそうです。本人はこんなことになるとは思っていなかったそうですが。」
施主「そんな木をどうして使っていいのですか?」

私 「使っていいのではなく=使ってはいけないとは書いてないということです。木材は樹種によって極端に強度は下がりません。強度があれば使っていいことになっています。ところが、桧や杉に比べ腐りやすいとは書いてないのです。Wウッドを構造材として使用している会社などは、防水シート張っているから大丈夫と言っています。」
施主「雨漏れしなければ腐らないのですか?」

私 「新築した時はそうでしょう。新築時から雨漏れしていれば問題ですから。でも、地震や台風で少しずつ家は変形していくものです。何年も経てばどこからか水が入ってきてもおかしくないのです。その時には、防水シートのために木材が傷んでいることになかなか気づきません。気付いた時には手遅れ、もしかすると、とんでもない金額を書けないと修理できないかもしれません。」


次回は、柱も土台も桧です。

この記事を書いたプロ

まちの大工さん 鈴木工務店 [ホームページ]

一級建築士 鈴木敏広

愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL:0532-32-4265

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
Q&A
うちのつくり方
イメージ

まちの大工さんでは昔ながらの住まいづくりをしています。昔ながらと言ってもつい最近まで、どこでもしていた家の造り方で、大工が構造材一本一本から加工し現場で組み...

 
このプロの紹介記事
まちの大工さん 鈴木工務店 代表 鈴木敏広さん

長く愛される家づくりを目指して快適な住環境を提案(1/3)

 1955年に豊橋市で創業して以来、半世紀にわたり、家づくりやリフォーム、修繕を行ってきた「まちの大工さん 鈴木工務店」。一級建築士としても活躍する代表の鈴木敏広さんは、住のスペシャリストとして木造住宅の新築、リフォーム、修繕工事、耐震診断...

鈴木敏広プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

設計から修繕まで木造住宅のことならなんでもおまかせ

会社名 : まちの大工さん 鈴木工務店
住所 : 愛知県豊橋市菰口町5丁目85番地 [地図]
TEL : 0532-32-4265

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0532-32-4265

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

鈴木敏広(すずきとしひろ)

まちの大工さん 鈴木工務店

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
震度について①~TVのコマーシャルから
イメージ

9月頃、テレビを見ていたらある会社のコマーシャルを見て 「えー...

[ 地震 ]

続 聴竹居を訪ねて⑩~TV放映を見て
イメージ

このコラムをほぼ書き終えた頃、8月19日にTV番組で「聴竹居」が取り上げられていました。やはり、重要文化財に指定...

[ 四方山話 ]

続 聴竹居を訪ねて⑨~視線
イメージ

このコラムは前回の最後の続きです。今回はゆっくり見ることができたので、藤井厚二が人の視線をどのように考えて...

[ 四方山話 ]

続 聴竹居を訪ねて⑧~真壁の美しさ
イメージ

聴竹居を見ていると改めて真壁の良さを感じました。真壁とは柱を出した壁、柱が見えない壁は大壁と言います。...

[ 四方山話 ]

続 聴竹居を訪ねて⑦~曲線
イメージ

聴竹居の曲線と言えば、食堂入口の居間に面して4分の1の円を90折り曲げた入り口は有名ですが、その他にも曲線が使...

[ 四方山話 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ