コラム一覧 :危ない吹き抜け

1件~13件(13件)

危ない吹き抜け13~M6以上の地震の2割は日本近海で起きる

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前作「吹き抜け」では、吹抜けは家を弱くするとは書けても、その理由は詳しく書けませんでした。雑誌の記事より大きな吹き抜けはダメ、吹き抜けをつくるなら部屋の中央(吹抜けの周りは床がある)でないと家の強度的にダメだと確信できました。世界で起こる震度6以上の地震の20%は日本近海で起... 続きを読む

危ない吹き抜け

2014-09-12

危ない吹き抜け12~1981年の建築基準法改正 壁は40%増となった

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1981年(昭和56年)に建築基準法で木造の耐震基準(壁量計算)の大改正がありました。基礎のことなどたくさん改正されたのですが、何よりも大きく変わったのは耐力壁の量が約40%増えたことです。同じ大きさの家でも10か所でよかった壁の数が14カ所に増えました。ですから、今までの基準では、壁が全... 続きを読む

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2014-09-09

危ない吹き抜け11~天王寺谷棟梁の逸話

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コラム「建築は大工が作ってきたが6」に95年の阪神の地震で神戸市を中心に170棟中169棟倒壊しなかった家を建てた天王寺谷棟梁の事を書きました。その棟梁の逸話です。棟梁に仕事を依頼した施主との会話です。施主「棟梁、ここの窓もっと大きくしてくれへんか?」棟梁「家が弱くなるからでき... 続きを読む

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2014-09-05

危ない吹き抜け10~矢切りの窓

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今回は矢切りの窓の話です。矢切とは、下の絵のような家の妻側の三角部分のことで、ここに窓などの開口部を付ける家(ガラス張りの家をも見たことがあります)の話です。特に、最近よく見る家は、太陽光パネルをのせる様に屋根を片流れにし、南側の面積を増やしています。そして、片流れの高い... 続きを読む

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2014-09-02

危ない吹き抜け9~昭和8年の家の補強工事

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15年程前になりますが、昭和8年に建てられた家を耐震補強工事しました。当時は「我が家の耐震診断」という最も簡易なソフトが出たばかりでした。耐力壁の追加、既設壁の補強、基礎の補強、そして、2階の床の補強。私なりにいろいろ考えて補強計画しました。2階は4つの部屋の内3つは畳敷きだったので... 続きを読む

危ない吹き抜け

2014-08-29

危ない吹き抜け8~床の前提条件

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耐震計算には、いろいろ種類がありますが、一般に使われている木造住宅の計算は壁量計算で行われています。その前提条件は前回の通りです。この項目の中に、床に関することが二つあります。3. 2階の床、小屋組みの面が水平で剛性(固く強い、変形しにくい)があること5. 大きな吹き抜け... 続きを読む

危ない吹き抜け

2014-08-26

危ない吹き抜け7~教科書通りの家

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兵庫県三木市のEディフェンスをはじめ実物大の家で実験できる施設が、日本には何か所もあります。そこで実験すれば、その建物の耐力がどれだけあるかが分ります。国などは、このような施設を使って実物大実験しているわけです。しかし、そのほとんどは普通の家、教科書通りの家ばかりです。では、... 続きを読む

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2014-08-22

危ない吹き抜け6~吹抜け部分は力を伝えない

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床に吹き抜けがあれば、吹き抜け部分に力を伝えることはできません。吹き抜けがない場合と同じように、力を分散して一階の耐力壁に伝わるとは考えられません。逆に、吹き抜け周りの床と壁に大きな負担が生じることになると思います。記事の例も、床の釘を二倍打つなど吹き抜け周りの強度を上げて... 続きを読む

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2014-08-19

危ない吹き抜け5~床の役割は、壁と違う

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私が最も知りたかったのは、吹き抜けあり、なしに関わらず床を補強し、強度さえ同じならば、耐力壁が同じように働き、家全体の強さが保てるかということです。床の役割は、上に乗る荷重を支えることと、災害時の大きな力を分散させる役目があるからです。たとえば、2階建の家ならば2階の床は... 続きを読む

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2014-08-15

危ない吹き抜け4~記事の試験

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記事の中に、床を加力試験した写真がありました。地震などの自然災害時に床には、横の力が加わります。ですから、下の絵のように床を組み横から加力して強度を調べるわけです。実験結果より吹き抜けのない床と補強した吹き抜けのある場合の床(コラム「危ない吹き抜け3」参照) の強度が同じと証明で... 続きを読む

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2014-08-12

危ない吹き抜け3~記事の補強方法

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記事の補強方法は、図のように2畳の吹き抜けを16帖の部屋に設けた例でした。吹き抜けの周りを120x240の梁で囲い、梁同士をボルトで固定します。24㎜の合板を床板にして、吹き抜け周りだけ床板を二倍の本数で釘とめるなど、かなりの補強をしないと無開口の床と同等の強度を得ない、という内容でした... 続きを読む

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2014-08-08

危ない吹き抜け2~雑誌の吹き抜け

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記事の吹き抜けの例は、16帖の部屋の真ん中が吹き抜けで、吹き抜けの周りは四方が床になっています。16帖の大きさは最近多いLDKを想定したのかもしれません。しかし、住宅雑誌などでよく見る吹き抜けは、南面のLDKに大きな吹き抜けです。なぜ、住宅雑誌で多いLDKの大きな吹き抜けの例で実験しない... 続きを読む

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2014-08-05

危ない吹き抜け1~雑誌の記事から

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このコラムは、吹き抜けによる家の強度(吹き抜けが家にどう影響を与えるか)についてです。コラム「吹き抜け」の続編ですので、前作を読んでから読むのがオススメです。私が定期購読している雑誌の記事に「手計算で求める吹き抜けの補強方法」という記事がありました。”吹き抜けの耐震計算方法... 続きを読む

危ない吹き抜け

2014-08-01

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