コラム

 公開日: 2012-12-14 

総選挙

 いつもコラムをお読みいただきましてありがとうございます。
 弁護士の秋田でごす。


 さて間もなく総選挙がありますね。

 選挙が近くなり、新聞などで世論調査の結果などが報じられると、学生時代を思い出します。
 
 
 私は、大学生のとき、世論調査のアルバイトをしていました。
  
 場所は、奈良県。

 私は同志社大学出身なのですが、2回生まではキャンパスが京都の田辺という田舎(今はずいぶんきれいになったようですが、私が大学生だった約20年前は間違いなく!田舎でした)で、京都市内に出るのと奈良市に出るのと殆ど同じくらいかかるという場所でした。
 
 そのため、学生課で募集しているアルバイトも、奈良のものが結構あり、そこで●日新聞の世論調査のアルバイトを見つけたのです。

 世論調査は、当時、電話での調査と、訪問調査(何週間か前にアンケートを郵送しておき、当日、学生アルバイトが訪問して面談して回答を聞いてくる)があり、前者は主に女子学生が、後者は男子学生が割り当てられていました。

 当然、私も「訪問調査」の担当です。

 どこへ調査に行くかは、新聞社の方で割り振られた記憶ですが、近場だとは限りません。
 
 当然ですが、人が住んでいる限り、世論調査の対象にはなるわけで、私は結果的に2~3年ほどこのバイトをしましたが、記憶にあるだけでも、富雄、生駒、郡山、法隆寺、西ノ京、月ヶ瀬村(当時。調べてみたら、合併により村は消滅しちゃったんですね)、十津川村などに調査に行った憶えです。
  
 1回の調査では、土日の2日間をかけ、10人程度の対象者のお宅を訪問します。
 
 このアルバイトの面白いところは、自分が担当する対象者全員の面談が終わり次第、バイト終了となり、2日分のアルバイト代が貰えるところです。つまり、土曜日の午前中で全員と面談が出来て、回答をいただけた場合、バイト終了となり2日分のバイト料(1日当たり1万円程度だったような記憶です)がいただけます。土曜日の午後と日曜日は自由となるわけです。

 しかしながら、普通はそんな上手くはいきません。新聞社から世論調査の協力のお願いが来たからと言って、普通の人は、わざわざ休みの日に、学生アルバイトを待っていてはくれません。
 
 また不審がられることも多々あります。インターホンを押しても不在だったり、出てきてくれなかったりするのがむしろ通常です。そこをなんとかするのが世論調査員の「腕」となるのですが・・・

 いずれにせよ、1人でも回答を得られていなければ、当然日曜日に調査に再訪しなければならず、日曜日も、新聞社の担当社員さんから「もういい」と言われるまで、現地でトライし続けなければなりません。
 
 対象者が不在の場合には、帰ってくるまで待ちます。田舎の方ですと、時間をつぶせる場所もなく、段々と夜が更けて真っ暗になっていきます。周りは田んぼばかりで、自販機の灯りなどが唯一の照明です。日が落ちても仕事は終わりませんよ。私は最大で22時近くまで待っていたような記憶があります。

 担当社員さんが鬼に見えます。犬には吠えられます。

 今のように、携帯電話などありません。公衆電話の位置は真っ先に確認しておかねばなりません。
 
 あ、ちなみに、車やバイクを使うことは許されません(事故防止のため)。
 
 したがって、時間つぶしのためにどこかへ行ったり、自宅へ一旦戻ったりすることもできません。
 同じ場所で待っていると近所の人に不審がられるため、辺りを歩いて時間をつぶします。おかげで奈良の地理には詳しくなりました。古墳なんかもあったなー。
  
 
 
 一言でいうと、世論調査のバイトは、結構過酷でした(笑)。
 とはいえ、大学の友人の中には、一回やって懲りてしまい、もう二度とやらない友人もいましたが、私の性にはあったのか、結果的に長期に渡って続けていました。

 ちなみに(手前みそながら)、私は調査員としては優秀で、最短は土曜日の午前で調査を終えたことがあります。
 新聞社に戻った時には、担当社員さんが明らかに疑いの目で(笑)、速攻で対象先に確認の電話を入れてましたね(面談せずに、自分で勝手に調査票に記入して面談実施を装うというズルを防ぐために、調査対象先にお礼を述べるという名目で電話をすることがあったのです。面談していないと、そこでばれてしまう訳ですね)。

 
 
 また訪問調査の他にも、開票所で伝えられる開票速報を新聞社に電話で連絡するということもやりました。
 
 今でも記憶にありますが、55年体制が崩れて細川内閣が成立した93年(平成5年)の選挙の際には、現場(開票所)での熱気(他のマスコミも多くいたので)に興奮したことを覚えています。

 
 
 ・・・・ということで、弁護士の仕事には全く関係がない話題でしたが、それはともかく今回は果たしてどうなることやら。  
 
 なんにしろ、マスコミや世論に流されることなく、自分の頭できちんと考えて投票することが肝要だということで。


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