コラム

 公開日: 2014-01-23  最終更新日: 2014-02-14

密接な関係がある発達障害と睡眠障害

一般的に睡眠障害といわれるものには
・不眠
・過眠
・就寝時の異常感覚(脚がむずむずしたり火照ったり、脚をじっとさせていられないためによく眠れない)
・睡眠覚醒リズム障害(昼は起きて活動し、夜は眠るというリズムが保てなくなる)
・いびき・無呼吸
・睡眠時随伴症(眠っている間に生じる「望ましくない現象」の総称で、ものを壊す、人に危害を加えるなどの他、寝言や歯ぎしりもここに含まれます)
などが、挙げられます。

今日は発達障害との関連性という視点で見ていきたいと思います。発達障害の二次障害としての睡眠障害は、多動性、衝動性の強さとの関連で発症する可能性があります。多動性や衝動性といった発達障害の特性と、前日の睡眠時間や眠りの深さと関係があると言われています。睡眠中にも現れる多動性などが深い眠りを妨げ、不安・ストレスからくる日々の睡眠サイクルの乱れがさらに次の睡眠に影響して、それが新たな不安、ストレスを招くという悪循環になっているのです。

 生活のさまざまな場面で抑制がきかず、先の見通しを考えずに刹那的に判断したり行動する傾向も睡眠障害に結びつきます。つまり、衝動的な行動や考察を伴わない決断が睡眠時にも影響してくる可能性があるのです。何かに集中しすぎて眠れなくなることが続き、過度の睡眠不足でその傾向に拍車がかかることもあります。結果自分自身の睡眠をコントロールできなくなってしまうのです。

睡眠は、大切な機能として心身の疲労回復をもたらすとともに、記憶を定着させる、免疫機能を強化するといった役割ももっています。よって睡眠状態を整えることは、脳機能のバランスを整えることにもなるのです。もっと言うと発達障害の症状は、睡眠を整えることで日常生活に馴染めるくらいまで改善する場合もあると考えられています。発達障害が完全になくなる、治るということではありません。日常生活とのバランスがとりやすくなるためにも、心身の健康のためにも睡眠はとても重要です。

睡眠障害でお困りの方は心理療法(認知行動療法、ゲシュタルト療法、再決断療法等からのアプローチがあります。
ご相談ください。
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メールアドレス:info@nlm-d.com
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