コラム

 公開日: 2014-06-20 

もしもあなたの周りの人がうつになったら④家族編

うつで悩む方の周囲の人について、それぞれの立場でうつをどのように考え、対応したらいいかということをシリーズで見てきました。今週は4回目の最終回、家族がうつになったら をお伝えしていきます。

大切な家族がもしもうつになってしまったら、とても大きな精神的負担を強いられることでしょう。うつによって本人が果たせなくなってしまった役割を家族の他の人が肩代わりする必要がでてくる場合もあります。さらに本人が家計を支える役割を持っている場合は経済的な不安ものしかかってきます。あるいは、うつになるまで気がついてあげられなかったことを自分で責めてしまう人もいます。家族がうつになると、精神的負担、身体的負担、経済的不安にさらされることが多く、また長期間続くと支える側の家族の他の人が疲弊しきってしまったり、家族間の関係が悪化してしまうこともあります。

そうなる前に、NLMデザインではうつで悩んでいらっしゃる方を抱える家族の方向けのカウンセリングも承っております。本人のカウンセリングはもちろん、支える家族のカウンセリングや心のケアもお手伝いさせていただきます。家族とともにうつで悩む本人をどのように支えていくかをご一緒に考えていきましょう。本人だけでなく、回復に力を発揮する方法として、家族と一緒にカウンセリングをしていく家族療法もおすすめです。

また、家族がうつになった場合の対応で大切なことは、主治医との連携です。家族が受診に付き添い、主治医からの病状の説明や家族としてどう対応するかのアドバイスを受けたりします。それ以上に大切なことは家族から見た本人の様子を主治医に伝えることにより、主治医としてもその情報を治療に活かすことができます。しかし、常に主治医と連携できる状態は難しいことなので、カウンセラーやソーシャルワーカーに相談してみることもひとつの方法です。

本人の治療やケアについては主治医などに伝えることができても、支える家族は自分自身の疲弊感や不安などを話す場が限られています。支える家族が疲弊してしまうことを防ぐため、セルフケアや支える家族の自分自身の心のうちを話す場が必要です。カウンセリングを受けることやうつの家族を抱えた方たちが集う家族のための自助グループに参加することが助けとなるでしょう。なかなか外出したり時間を取ったりすることが難しい場合はEAPの相談窓口のメール相談なども一つの方法です。

うつといってもさまざまな状況や背景がありうつの場合は周囲はこのように対応したらいいというマニュアルのようなものはありません。しかし、これまで4回にわたってお伝えしてきた対応に共通しているポイントを挙げます。
・本人のうつの状態や、その背景を理解すること
・ひとりで抱えこまず相談すること
・うつになっている人への対応だけにとらわれないこと
・支え手である周囲の人たちがセルフケアを大切にすること

うつになってしまった本人だけでなく、その周囲の人々をサポートするためのネットワークが必要とされています。具体的なご相談はNLMデザインまで。
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NLMデザイン (エルムデザイン)
HP:http://www.nlm-d.com/
メールアドレス:info@nlm-d.com
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